2014年8月1日金曜日

飛行機が飛ばない日。





何度かに分けて書いてきた石垣島の旅シリーズ、
今回で最後です。


おりしも、石垣での旅が終わりに近づこうとしていた頃・・・


史上稀に見る勢力の台風8号、沖縄に急接近 キタ━(゚∀゚)━!

そう、この旅のエンディングは、けっこう波乱含みだったのです。。



それは2日間のワークショップ終了後の夜のことでした。


翌日、西表島でオプションツアーを実施する予定だった 主催者のみさちゃん
その頃、台風直撃の情報はかなり現実味を帯びはじめ、石垣から西表に行く船も出るかどうか怪しい状況に。
行くのを諦めるかどうか、決断の時が近づいていました。

仮に西表への船が出たとして、帰ってこれる保証はない。
状況としてはかなり危うい。
けれど西表の知り合いには行くと伝えてあって、わざわざ予定を押さえてもらってる。
参加者の中には西表に行くのを楽しみにしている人もいる。
今さら行けないなんて、言えない・・・。


そう悩む彼女を傍目に、
もともと次の日に西表には行かずに東京へ帰ろうとしていた私は、のん気に帰り支度を進めていました。

そして、悩み続ける彼女に、
私はふと、ついサラッと、こんな言葉を放ったのでした。



「行きたい気持ちが本当に強いのならいいけれど・・・
 行きたくない気持ちが少しでもあるなら、無理に行かなくてもいいんじゃない?

 私たち、他人の期待を満たすために生きてるわけじゃないからさ。

 いくら知り合いの人に申し訳なくても、
 自分がこうしたいと思う気持ちに従っていいんじゃない?」



・・・そうです。
昔からの、悪いくせが出ました。

私は思ってることをズバッと言って、言い過ぎて、
たまに人の心に言葉を突き刺してしまうことが。。
(しかも自分ではそれがどんなにズバッ、なのか自覚してない)


他人のことを自分事として考える、
優しさや労りがきっと足りてなかったんだと思います。


きっと、あの夜の一瞬間・・・

石垣の島に住むスピリットたちは、息をひそめながら、私たちの会話を聞いていたに違いない。と、後々思いました。

私はその時、まったく気がついていなかったのです。

この時、私が放ったこの言葉が、まるでブーメランのように、
翌朝の自分に容赦なく襲いかかってくることになろうとは。。



最後って言ったけど、長くなったので(笑)

つづく!



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