2014年5月3日土曜日

扉が開いたら






GWをフライングゲットして、戸隠に行ってきました。

なんでだか知らないけど、なぜか、昔から長野県が大好きなんです。
わたしは千葉生まれ、千葉育ち。親戚がいるわけでもないのに。

以前に好きなバンドのライブのために長野まで行っちゃったことがありますが、
ボーカルの人が突然
「なぜか、昔から長野県が大好きなんです。」
って言いだして驚いたことがあります。
彼は大阪生まれ、大阪育ちなんだけれども。


そんな不思議に愛着を湧かせる地、長野へ・・・






旅行中、
毎日毎日、奇跡みたいに面白いことが起こりすぎて、
なんというかもう、大変です。革変です。


壁だと思ってたのが実は扉で、ぱかーんと開いちゃう、みたいな。

今まで現実と信じてたことのほうが夢だったと気づく、みたいな。


「私ずっと前からカレーライスが食べたくて、
 せっかく注文したのに、な・ん・で・オムライスがくるの?!」

って怒り狂ってたら、

「あっ、違う!私がオムライス注文したんだった、
 …すみませ〜〜ん(・ω<)テヘペロ♡」

って突然気づくみたいな。 笑




そういえば、パスカル。


「人間は考える葦である」や「パスカルの定理」で有名な、
歴史的数学者兼、哲学者のブレーズ・パスカル。

昔、教科書か何かで彼について読んだ時からずっと、
私には不思議で仕方なかったことが一つあったんです。

---
若い時から天才的な数学者だったパスカルは、
31歳の時にある神秘的な体験をしたことがきっかけで、
数学を一切放棄して財産を売り払い、修道院に住み着いた…
---


パスカルについて調べると、よくこう書いてあるんですよ。


・・・気になりませんか?


「神秘体験」て何したの???


って(笑)

残念ながら、逆に面白いほど、
この「神秘体験」について説明してくれる文献はありません。


でも、ある時突然にやってきて、
他の人には到底説明できない、
けれどもう今までの自分と同じではいられない、
そういう強烈な個人的体験て、確かにあるんだと思います。


パスカルさんほどの神秘体験をしたわけじゃないし、
別に修道院にもこもりませんが(笑)
まあ、風通しはよくなったなーと思います。
戸隠で開いた扉が、さやさやと新しい風を運んできてくれるのを全身で感じて気持ちいい。



必ず、必ずすべてがいい方向へ流れていく。
絶対に自分の人生を変えていく。

そう決めた時から、世界に響く音が変わりはじめました。


いずれ、他の誰かのために大切なことを伝えられるように、
丁寧に生きていきたいなと思ってます。
今はまだ言葉にできないことも多いのですが、
そのうち発信していくことになると思うので、よろしくお願いします^^





人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。(中略)たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ねることと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。
(中略)だから、よく考えることを努めよう。

— パスカル、『パンセ』、前田陽一、由木康訳、中公文庫、1973年、225頁。
 



0 件のコメント:

コメントを投稿