出張で京都に行ったついでに、鞍馬山へ行ってきました。
市中の出町柳の駅から叡電に乗って１時間ほど。
一気に山奥に来たような印象があります。
日本の昔話には「鞍馬天狗」がよく出てきますが、
たしかに電車も車もない時代だったら、
ひょいっと天狗様が出てきてもおかしくない雰囲気。。
鞍馬山は「レイキ」発祥の地と言われています。
私も実は初歩の初歩をかじったことがあり、
前から気になっていた場所でもありました。
（レイキが何かわからない方はスルーして下さいねー）
「神社に行って雨が降ってきたら、
そこの神様に歓迎されているしるし」
とは聞いたことがありますが、
鞍馬の駅に降り立った瞬間、雪・・・！(´□｀;)
か、歓迎されてるってことでお願いします、、
（でも寒いんで小降りでお願いします、、）
と念じつつ、
大きくそびえる仁王門から登山開始。
・・・そう、登山ですね、これ。。
「九十九折参道（つづらおりさんどう）」と呼ばれるくねくねした山道を、あっち行ったりこっち来たり。
途中、 こんなところとか（滝？と龍）
こんなところ（由岐神社の大杉）
を横目に見ながら、
急な坂道を上へ上へと登っていきます。
この苔むした感じ、大好き。
・・・うねうね、ゼイゼイ、はあはあ。
不思議なもので、雪がちらちら降っているのに、
だんだんとお日様が出てきます。
日の光に守られてか、寒いはずなのに、妙に体があたたかい・・・
（必死で歩いてたせいかもしれませんが。笑）
３０分ほどで、ようやく本殿に到着。
本当はここから１時間くらいかけて貴船神社まで歩けるのですが、体力的に限界を感じました・・・
本格的なハイキングコースらしいので、 夏の頃に完全装備でのぞむのがいいでしょうね。
無事にお参りを済ませ、 帰る前に見晴らしのいいベンチでひと休み。
写真では伝わらないかもしれませんが、大変気持ちのいい場所です。
今やすっかり晴れてしまって、日差しが眩しいくらい。
太陽に向けてかざしていた右手をふと見やると、
あれ、普段なら見えないものが見える・・・笑
いや、ほんとにね、
オーラとか気の類って、私は全然見えたことがないんですよ。
見える友達をなんとなく羨ましく思うくらいで。
しかしこの時ばかりは、
なんの予兆もなく、見えたというか、視界に入ってしまった。
それは、無数の渦巻きでした。
自分の右手の周りを、たくさんの小さな渦がぐるぐるぐる・・・
と取り囲んでいる。
へっ、と思って、左手を見てみる。
やっぱりぐるぐるしてる。
太陽のせいで目がおかしくなったのかなと疑いつつ、
それにしてもこんなの見たことない・・・
まあ、よくわかんないけど、気なのかなあ、これ、、
自分の身体を包みこむように、無数の渦巻き。
もしこれが気なんだとしたら、
ここは気に満ちた場所というよりも、
気しかない場所だわ、と思った。
恐さも不思議さもなく、ただあっけらかんと、
だって見えちゃってるものねえ、という感じでした。
ひょっとして・・・
こんな場所で呼吸してたら、とんでもなく身体にいいんじゃないの？
とも思い、何度も何度も深呼吸してみました。笑
大きく息を吸うたびに、無数の光がキラキラキラ…と輝きながら取り込まれていく。
十分に吸いきったら、体の隅々まで光を行き渡らせて、
あちこちに溜まった要らないストレス、わだかまりを今度は黒い息でふーと吐き出す。
そんなイメージで。
りふれっしゅ・・・（ ´∇`）=3ホッ
ちなみに、オーラとか気というのは、
別に限られたスゴい人しか見れないってものじゃなく、
本来、人間ならばほとんど誰でも見えるものだそうです。
（美輪明宏とかは別レベルだとは思いますが・・・）
えー、嘘だー、
わたし全然そんなの見えないよ、って方は、
今まで本気で見ようとしたことがないか、
あるいは自分の心の奥底で見る必要がないことにしているか、
どちらかの可能性が強いかもしれません。
別に見えなくても人生に支障ないし、てか見えた方が支障ありそうですからね・・・
実は自分でスイッチ切ってる方が多いのだと思います。
（私も、朝の中央線のオーラとか見たくありません。笑）
登った後に知ったのですが、
鞍馬山には春に見頃を迎える桜があって、
名前を「うずざくら」というそうな。
「雲珠桜」と書いてうずざくらで、
由来も別に渦巻きとは関係ないようですが・・・
日本には言霊ってものもあるし・・・
なんとなく、怪しい。笑
ひょっとしたら、「うず」に馴染みの深い場所なのかもね。
ま、完全にわたしの妄想ですが。笑
あの時に見た渦巻きのイメージに近いのが、トップ画像の文様。
それとこれです。
ゴッホ「星月夜」
こんな大きくないし、綺麗な色も付いてませんでしたが。
ゴッホも何かしら、うず的なものを見たことがあるんじゃないですかね〜。
もちろんこれも、妄想！
寒かったけど、行ってよかった鞍馬山。寒かったけど。
帰りにくらま温泉にも寄って、露天風呂であったまって帰りました。
半日くらいかかりますが、京都に行く機会があればおすすめです☆
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