2014年3月17日月曜日

自分が変える。





昨年から別の組織に出向していました。


本来の職場を離れて、この10ヶ月・・・


もちろん真面目に働いてはいましたが、
仕事以外で、ほんとにいろんな体験をしてきました。
ギリシャヨーグルト(最近ちょっとはまってた)みたいに濃密な日々を過ごしてきました。


そんな生活も、いよいよ終わりに近づき・・・

ついについに、待ち構えていた人事異動の発表がありました。

4月からどの部署に行くのか決まっていなかったので、
内心、ずーっとずーっと気になっていたのです。


結果、あっさり言い渡されたのは・・・


元いた部署への復帰。



うそーん。


ま た あ そ こ か ー ー 。




・・・なんだか私、とてもショックだったんです。
まあ、あり得ることなので、覚悟はしていたのだけれど。

この10ヶ月に自分がしてきたことを否定されたようで、
元の自分に無理やり引き戻されるようで、
しかも今めちゃくちゃ忙しいらしいし、
人間関係もごちゃついてるらしいし。

・・・(´・д・`)ヤダ



そんな暗い気分でついついやけ食いしていた私の元に、
まさに天使のように現れた、オーラソーマプラクティショナーのみさちゃん

ちょうど、異動の発表のあった日に、わが家に泊まりにくることになっていたのです。(なんというベストタイミング!)
そんな彼女に思わず愚痴っていたら、


「それぞれの理由で嫌なのはわかるんだけど・・・、
 なんか、引っかかってるところは別にある気がする。そうじゃない?」


どきーん!
核心を突かれたような気がしました。

そうなんです。私、いろいろな理由をでっち上げてるけど、
実は一番見たくない部分に蓋をしていたのです。わかっていました。。



スペシャルな変化が起こらなくてガッカリしてるというか。
 ドラマチックに日常を変えてくれるような何かを異動に期待していて、
 それが起こらなかったから残念なんじゃない?」


みたいなことを言ってくれて・・・


そう!!だ!よ!!!

みたいな(笑)


もうね、身ぐるみはがされたような感覚でした。
そうなんです、そうなんです。


私、何かスペシャルな変化がほしかったんです。
しかも、それが起こるのを、完全に人まかせにしてたんです。

・・・恥ずかしい話ですが、
思えば、結婚にも同じようなものを求めていた気がします。
誰かが私の人生を変えてくれるんじゃないか、変えてほしい。
とびきりスペシャルなことを、どうか私に起こしてほしい・・・



これ、私が何を言っていたかわかりますか?



つまり、



私には私の人生を変える力がない。
 
 私は無力だ。

 人生を変えるには、他人の力が必要だ。
 他人なら、私を変えられる。


っていうのと同じことを考えてたってことです!
言い過ぎじゃないです。
おそろしー!!笑



いやー、反省。
なんなら人事に怒りすら感じていたけれど、完全なる問題のすりかえだった。
私は自分の人生のハンドルを、会社の人事に預けようとしてたわけです。
そりゃ人事も困るわ(笑)


他人が自分の人生を変えてくれることを期待していれば、
そりゃ裏切られるわ。そして私も怒るわ(笑)
そんなの無理だもの。



いつでも、どんな時も、例外なく、


私の人生を変えるのは私です。

それ以外にはあり得ない。

私にはそれができるだけの力がある。
必ず、自分の望む方向へ人生を変えていく。
それは私の仕事。



そのことを、再確認しました。
こんな大事なことに気づけたんだから、元の部署でむしろよかったわ!
と、ちょっとの強がりもこめて思いつつ。




「元いたところに戻っても、目が変わっていたら見えるものが違うはずだよ。
 そのことを確認しにいくのかもしれない。」

「日常の中にスペシャルなことを発見しにいくのかもしれないね。」


と・・・
いくつも暖かい(それでいてガシガシ刺さるような笑)言葉をくれた友人にも感謝。


実は、発表を聞く前から、
 
「どんな異動であっても、どうか前向きに受けとめることができますように。
 私がネガティブな方向に流されないように、サポートしていてください」

と、見えない何かにこっそり祈っていたのですが、
結局、その願いはこれ以上ない形で叶ったのでした。
人間て、本当にびっくりするくらい守られてるんですね。感謝、感謝。



さあ、どんな変化を起こしてみようかな。
新しい季節のはじまりは、もうすぐそこまで。




「どうなっても、誰のせいでもない。いずれにせよ、これは最高の旅よ。」

映画「ゼロ・グラビティ」(原題:GRAVITY)より、
主人公を演じたサンドラ・ブロックの台詞。


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