2014年11月16日日曜日

どっちを選ぶ?




前回の呼吸法の話 から少し続きます。


3日間のコースで講師をしてくれたトレイシー

その写真をネットで見た瞬間、
「あ、おかん!」
と思って参加を決めた、という参加者もいました。

なんかそれもあながちわからんでもないな・・・
と思えてしまう。
上手く言えないけど、初めて会ったタイプのアメリカ人。
でもチベット辺りで前世で会ってそう。笑
人に触れられることにこっそり抵抗のある私でも、
彼女に触れられるのは全然嫌じゃなく、
初めから他人という感じがあんまりしなかった。


そんな彼女から、
こんな忘れられない話を聞きました。

個人の深いところに関わる話なので、
多少ぼやかして書きますが・・・
(それでもこの話を書きたかったのです。)



とあるセッションでの、ある参加者の話。


その女性は若い頃に女性特有の経血の病気を患って、
病院に行ったところ、すぐに薬を渡されたそうです。

「はい。これを飲めばあなたの問題は解決されるでしょう」

とだけ言われて。
確かにその薬を飲んだら、症状は治まりました。

けれどそれから十年ほど経って、症状が再発。

彼女が呼吸法のセッションにやって来たのは、その頃でした。


・・・

セッションで意識の奥深いところまで入っていくと、
突然彼女は、時空を超えたような心地がして、
気づくと過去の自分になっていました。


その自分は、怒りながらこう叫んでいるのでした。

「It's NOT safe to be a woman!」
(女性でいることは安全じゃない!)


しかしその時、
(現実の)彼女の側にいた呼吸法のファシリテーターが、
こう声をかけたそうです。


「It's safe to be a woman!」
(女性でいることは安全です、女性でいても大丈夫です。)


けれども過去の自分は主張し続けます。

No, No, No!!」


その時・・・

彼女は、自分の中の深い叡智が、
こう語りかけていることに気がつきました。


You can choose.
   So, which do you want to choose?」
(あなたが選べるよ。どっちを選びたい?)


彼女の答えは決まっていました。



「Of course, of course, "It's Safe" !! 」



・・・その呼吸法セッションの後、
彼女は自分の病気がすっかり治っていることを知ったそうです。



・・・


この話を聞いていて・・・

「Of course」の辺りで、なぜか涙がぶわっと・・・


何かを誰かを許して自分を幸せにする選択か、
不幸のままで誰かを責めたり自分を責めたりできる選択か。



どっちを選ぶ?


ほんとにほんとに素直になって、
ちゃんと自分に尋ねてみたら、答えは決まってるはず。


もちろん、幸せになる方を選ぶわ!」


そう言っているはず。
いつでも、いつでも。

幸せになる方を、自分のために選んであげたいなあ。
叡智の声に耳を澄ませる自分でありたいなあ。
と、改めて思ったのでした。



そういえば昔から、
選択に迷った時にはこう言ってたっけ。


「どちらにしようかな?天の神さまのいうとおり。」


あれ、 意外に深い言葉だった気がしてきました・・・。


0 件のコメント:

コメントを投稿