2014年9月20日土曜日

大事にしなくてもいいもの。






自分の生き方で 自分を生きて
 多くの間違いを 繰り返してきた



小田和正の歌にこんな歌詞があるのですが、
ほんとに、そうだよなあ・・・
と、思うことの多い今日この頃です。


前にある人に言われたのですが、


今の自分は、
今までの自分のやり方によってできている。


で、


その今の自分は、特に大成功はしてない。

それなりに幸せかもしれないけれど、
めちゃめちゃウルトラ超ハッピー!!☆ではない。
なんとなく、満足はしてない。


もちろん、それなりの幸せでいいならそのままで全然問題はない。
別に誰かに強制されることでもないし。
でも、もしも、もっと幸せになることを自分で望むのなら・・・
(そして、本当は、いくらでもどれだけでも望んでいいのだけれど・・・)


やり方変えないとだよね。

だって今までのやり方でやってきて、そうなってないんだから。
変えないかぎり、ずっとそのままだよ。
変えればいいんだよ。


と。。
この言葉、ずっと胸に刺さってます。


*****


いつもふとした時に、
自分のやり方にこだわっている自分を見つけます。

それは本当にささいなこと。ちょっとしたこと。

仕事の資料を作っている時や、
教習所で運転している時、
家の掃除をしている時、
運動している時・・・


例えばほんのわずかにタイミングがずれて、
人に指摘されたり、上手くいかなかったりすると、
途端にその自分が顔を出します。


うるさい、うるさい!


だって、このやり方がいいって昔教わったもの!


私はこのやり方でやりたいんだから、放っておいてよ!


間違ってもいいから、私は自分のやり方でやりたいの!!ヽ(`Д´メ)ノ 」


・・・って。

経験上、このパターンにはまると、
何一つとしていいことが起きたためしがありません。笑

大体ほんとに間違って、イライラして、
落ち着いてから反省して、元通り(のつもり)。


思い返すと、もうね、ほんとに恥ずかしいですよ。


学生時代にスキーやってた時に、
早くパラレル(板を平行にする滑り方)慣れたほうがいい、
って先輩に何度も言われてるのに、

「いや、まずは基礎でしょ!(・`ω・)」

とか言って一人でえんえんとボーゲン(八の字のやつ)の練習し続けて、
周りから呆れられたっけなあ。。笑
(結局なかなか上達しなかった・・・)



一つひとつはくだらないけれど、
その繰り返しが人生をつくります。



最近、またこの自分のパターンにはまりかけて、
そこでふと、思いました。


うーん。たしかにこの感じ、慣れてるし楽なんだけど・・・
本当にこのままでいいのかな?


答えはすぐに返ってきました。


いいわけがない。
ええわけがあるもんか、と。


一応ね、自分のやり方にこだわると、いいこともあるんです。


うまくいかない時は、自分を可哀想に思える。
いつも不機嫌でい続けるための理由にできる。
自分にそのやり方を教えた人への腹いせになる。
失敗を誰か(あるいは神様!)のせいにできる。



・・・いやいや、やっぱり、いいわけがない!笑



もっとうまくいく方法があるはず。
もっと楽に、簡単にできる方法があるはず。
私はその方法を選んでもいいはず。選べるはず。


なんとなく、そんなことを思うようになりました。


何かを自分よりうまくできてる人がいたら、
どんどん真似してみよう。
人のアドバイスを臆面もなく聞いてみよう。
誘われたら乗ってみよう。
いつもの自分ならやらないようなこと、
さくっとやってみちゃおう。



とりあえず昨日、ランチに入ったお店で、
いつもなら自分では絶対に頼まないであろうアイスティーを注文してみました。
(セットでついてくるようなアイスティーって、あんまり美味しいのに当たったことがないし、私はコーヒー好きなので・・・)


なんとこれがまあ、
グラスが置かれた時からリーフの香り立つようなアイスティーで、
めちゃめちゃ美味しかったという。。笑


なんかこう、無理やり努力して変える!!ってことじゃなく、
本当に小さいことからだと思うんですよね。


もちろん、自分を愛することはとても大事だけれど。
自分のやり方は、そんなに大事にしなくてもいいのかも。





がんばっても がんばっても うまくいかない
でも 気づかないところで 誰かがきっと見てる

小田和正「東京の空」より。




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